こんにちは、28歳の時に未経験からITエンジニアを目指したniyuta(@niyuta)です。

現在も猛威を振るっているコロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が多くなりました
そして中には、この時間を利用してプログラミングを学びはじめる方も多いようです。
プログラミングとは、パソコンなどのコンピュータに行わせる処理を書き記したプログラムを作ることを言います。
この人が作ったプログラムをコンピュータが読み込んで、指示通りにコンピュータは処理をするわけです。
つまりプログラムとはコンピュータに振舞いを伝えるための言葉であり、それに使用するのがプログラミング言語です。

現在、プログラミング言語は200以上もの種類があると言われています
そのため、これからプログラミングをはじめたい初心者の方だと「どのプログラミング言語がいいのだろうか?」 と、そう迷われる方が多いでしょう。
そんな初心者の方におすすめのプログラミング言語が「Python」です。
その理由は主に次の3つが挙げられます。
プログラムがシンプル
Pythonのプログラムは記述が短いのが特徴です。
例えば、「Hello World!」を出力する場合、Pythonでプログラミングすると次のようになります。
print(‘Hello World!’)

同じ処理を難易度が高いC言語やJavaで記述すると複数行になりますが、Pythonはこの短いたった1行だけです
またPythonの場合は、プログラムを記述するためのルールが少なく覚えやすいので、初心者にとっても学習難易度が低いプログラミング言語だといえます。
エラーの原因個所を特定しやすい
作成したプログラムはコンピュータに処理させるため、コンピュータが理解できる機械語に翻訳するコンパイルという作業を行い、実行させます。
そのコンパイルの方法でプログラミング言語はコンパイラ型とインタプリタ型に分かれており、Pythonはインタプリタ型になります。

コンパイラ型とはすべてのプログラムが完成した後、一括でコンパイルして実行ファイルを作成しコンピュータに読み込ませて実行させる方法です
そしてコンパイラ型は一括でコンパイルを行うので、エラーが発生するとその原因箇所の特定が難しく、修正に時間を要するのが特徴です。
しかしインタプリタ型のPythonはプログラムをコンパイルしながら実行していくので、エラーが出ても原因個所がわかりやすく修正も早く行えます。
コンパイラ型のプログラミング言語だと経験が必要になりますが、インタプリタ型のPythonはエラーを出しやすい初心者でも、その個所を容易に発見し修正することができます。
さまざまなプログラム開発ができる
プログラミング言語にはその言語によって得意不得意があり、特定分野のプログラム開発にしか向いていない言語もあります。
しかしPythonは次のような幅広い開発に使用されています。
・ゲーム
・デスクトップアプリ
・スマートフォン用アプリ
・AI(人工知能)
・データ分析
例えばWebアプリだと、誰もが知っている「You Tube」「Instagram」「Evernote」などの開発でもPythonは使用されています。
そしてスマートフォンやスマートスピーカーにも用いられている画像認識・音声認識など、多くのAI開発に使用されているのがPythonです。
このようにPythonではいろいろなプログラミングができます。
そのため初心者がPythonのプログラミングを習得すれば、作れるプログラムの選択肢が広がります。
今回、Pythonが初心者におすすめである主な理由を3つ紹介しました。
Pythonは数多くあるプログラミング言語の中でも扱いやすくて覚えやすいのが特徴で、それは初心者にとって学びやすい証です。
またプログラミングを習得すればゲームやアプリなど、さまざまなプログラム開発が行えるようになります。
以上のことからPythonは、最初に学ぶプログラミング言語として最適なので初心者におすすめします。
そして趣味・仕事など学ぶ目的は人によって違っても、プログラミングをできることがメリットになる時代なので、習得すればそれぞれのこれからの可能性を広げてくれるでしょう。

この記事があなたのITエンジニア人生の助けになれば幸いです
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