こんにちは、28歳の時に未経験からITエンジニアを目指したniyuta(@niyuta)です。
今回は、ITエンジニアの中でもWeb系エンジニア(特にフロントエンド系)について書きます。
私は未経験からITエンジニアを目指して、結局はインフラエンジニアに落ち着きましたが、Web系エンジニアは未経験から狙いやすい職種だと言えます。
その上、業務系を扱うインフラエンジニアよりも自由に働き方が選べるという利点もあります。

という訳で、Web系エンジニアの仕事の流れと仕事内容を分かりやすいく説明していきます
目次
Web系エンジニアが未経験からでも始めやすい3つのワケ

Web系エンジニアが未経験から始めやすい3つの理由は下記です
プログラム言語がカンタンです(他のプログラム言語に比べて)
フロントエンド系のWebエンジニアが業務で使用する主なプログラム言語は「HTML」と「CSS」です。
「HTML」と「CSS」はプログラミング言語の中でも初心者が学習しやすい言語と言われています。
プログラム未経験でもとっつきやすいです。
環境が準備しやすくて、すぐに始められる
「HTML」や「CSS」などの言語はパソコンにプログラムの開発環境を構築する必要がありません。
準備するのはchromeなどのWebブラウザーがインストールされているパソコンと無料のテキストエディタだけです。
今すぐにでも、オンライン動画や書籍を読みながらプログラムに挑戦することが出来ます。

下記で初心者がWeb制作を独学で勉強するのに良い書籍を紹介しています
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必須の資格もありません
フロントエンド系のWebエンジニアには、絶対に必要な資格といったものも特にありません。誰でもすぐに始められます。
Webエンジニアの職種と仕事内容
Web制作とは
Web制作には、私たちがパソコンやスマートフォンで見ている「デザイン」や「動き」を作るだけでなく、例えばショッピングでの決済のような目に見えていない側の「仕組み」作りや、プロジェクト「管理」の仕事もあります。


ユーザー側に見えない部分がバックエンド側、目に見える部分がフロントエンド側だと思ってください
コーダー
コーダーは、プログラミング言語を使って、Webデザインの設計書通りのWebサイトを制作するのが仕事です。
例えばブログの一番上にはタイトルがあり、画像や見出し・本文があります。これらの文字の大きさや色・画像の大きさや位置などをプログラミング言語で記述することをコーディングと言います。


コーディングをする人だからコーダーです
マークアップ・エンジニア
マークアップ・エンジニアは、コーダーの上位職種です。
Webデザインの設計書の「見た目」通りに再現するだけでなく、例えばスマートフォンで文字が小さすぎて読みにくい・ボタンの位置がタップしにくいなど、利用するお客様の使い勝手や、検索サイトでWebサイトを認知(SEO)してもらいやすくするための記述方法にも配慮しながらプログラミングする力が求められます。
フロントエンド・エンジニア
フロントエンド・エンジニアは、マークアップ・エンジニアの上位職に位置づけられます。
ユーザーから見える部分を作成するのがフロントエンドですが、ユーザーから見えない部分を構築する(サーバーサイドの)プログラミング言語にも理解があり、Webサイト全体の仕様をまとめる力が必要です。
本記事で、未経験から目指すのにおすすめなWebエンジニアとは、ここまでで説明しているコーダー、マークアップ・エンジニア、フロントエンド・エンジニアとステップアップしていく「フロントエンド系」と言われるエンジニア(プログラマーと呼ばれる場合もあります)のことです。
これから説明する、バックエンド・エンジニアやクリエイター系の職種については未経験からいきなり目指すのは難しいですが、上記の職種で知識を積み重ねていくことができれば、狙える職種となります。
バックエンド・エンジニア
Webサイトが表示される時は、Webサイトのある場所(サーバー)からデータが読み込まれて、私たちのパソコンやスマートフォンに表示されます。
ユーザー側の目に触れないサーバー側の設計開発しているのが、バックエンド・エンジニアです。
バックエンド・エンジニア、サーバーサイドエンジニアという名称のWebエンジニアは「Webアプリ」などの制作にもかかわり、使われる言語もPHP、Ruby、Perlなど様々で難易度があがってきますが、スキルアップの為にはWebアプリ開発を目指していくのが将来的にみてもおすすめです。
Webデザイナー
顧客がWebサイトに求めるニーズを聞き取って分析し、デザイン・文章・画像を使ってサイト全体のイメージを作りだします。
ユーザーが読みやすいレイアウト配置にするなども含め、Webサイトの仕様をビジュアル化していくのがWebデザイナーです。
Webディレクター


Webサイト制作全体のまとめ役がWebディレクターです
メンバーへの指示、スケジュール決め、サイト構築・運用、インターネットリテラシーなど様々な知見が求められます。Webに関する職種の基本的な知識に加え、人をまとめるリーダー職・管理職のスキルが必要になってきます。


Webディレクターの詳しい業務内容を知りたい方は下記をご覧ください
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Web系エンジニアになるなら派遣もありと思える3つの理由
未経験からITエンジニアを目指して、最初は派遣社員で経験を積んだ私です。
Web系エンジニアも未経験から始めるなら派遣社員として始めてみてはどうかと思います。


派遣社員には下記のようなメリットもありますよ
派遣なら仕事内容が選べる
派遣の場合は、どのような仕事内容かが事前に決まっている人材募集なので、業務についてから突然違う仕事までさせられることがあまりありません。
正社員だと業務以外の雑用も多く、技術を習得したいときには不便な時もあります。
仕事が決まるのが速い
派遣はすぐに人手がほしい状況での募集なので、案件が掲載されてから採用決定までがスピーディーです。
勤務条件が選べる
将来的に、副業やフリーランスのような柔軟性のある働き方を選びたい方なら、ライフスタイルにあわせて時短勤務などの条件を選びやすい派遣の方が働きやすいかもしれません。


Web系エンジニアにとっての派遣のメリットを詳しく知りたい方は下記をご覧ください
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Web系エンジニアの派遣社員の年収はどのくらい?(派遣時給からの換算)
給料は、雇用形態(正社員・派遣社員・バイトなど)・地域・年齢・スキルによって異なったり、派遣会社によって異なる場合も考えられますので、派遣会社の担当者に聞くのも一つの方法です。
以下の条件で調べた場合、東京地区で未経験の求人の年収はコーダー約357万円、Webデザイナー約320万円でした。
平均時給
コーダー職:時給1,945円→年収換算381万円(未経験357万円)
Webデザイナー:時給1,974円→年収換算387万円(未経験320万円)


下記でWeb系エンジニアにおすすめの派遣会社を紹介しております
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Web系エンジニアまとめ
Web系の「制作」に係る仕事には様々な職種がありますが、この記事では未経験から始めやすいという観点からフロントエンド系のエンジニアを中心に紹介しました。
就職・転職の際には「会社」に勤めるという視点で選びがちですが、様々な状況の中で仕事を探すときには、今回紹介した「派遣」のような「働き方」という視点を知ることで先が拓ける場合があります。


この記事があなたのITエンジニア人生の助けになれば幸いです
この記事の続きは下記になります。
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