こんにちは、28歳の時に未経験からITエンジニアを目指したniyuta(@niyuta)です。

この記事は、下記の記事の続き的な内容です
今回は独学でWeb系エンジニアを目指す最速のプログラミング勉強法について書きます。
「初心者が独学でWeb系エンジニアなんて無理だよなぁ」 と思って、なかなか踏み出せずにいる人に読んで欲しいです。
目次
プログラミングを独学で勉強する時に挫折するポイント
事前に断っておきますが、本気でWebエンジニアに転職できるスキルを最速で身につけるのであればプログラミングスクールに通うのが一番ベストです。
しかし、プログラミングスクールに通ったからと言って、確実に一人前のWebエンジニアになれるという保証もありません。


いきなり高いお金を出してプログラミングスクールに通うのも勇気がいります
あなたがプログラミングを独学で勉強したいというのであれば、それも良いかもしれません。
しかしその場合は「独学」ならではの勉強法のコツを知っておくべきでしょう。
なぜならば、独学でもWeb制作やWebアプリケーション(以下Webアプリ)を作ることはできますが、多くの独学者は途中で挫折してしまうからです。
そこで、あなたが学習を始める前に挫折してしまう人の3つの特長とそれを乗り越えられる独学の勉強法についてお話しします。


プログラミングを独学で勉強しようとすると三つの落とし穴があります
ゴールを決めずに走り出してしまう
行動力があるのは良いのですが、とりあえずやってみよう! という人に多いです。
プログラミング学習でスキルアップを目指すと終わりがありません。
ゴールがないと迷走したり、出来た!という実感が持てないため、どうしても途中でくじけてしまいます。
途中で挫けないためには、マイ・ゴール(プログラミングを学習して制作するアウトプット)とプログラミング言語を計画的に決める必要があります。
具体的には、先にこの言語でこういうアプリを作りたい。
そのためには、まず、この機能だけ。
この表示が出来るアプリだけ。
とスモール・ステップのゴールを設定して下さい。
基礎学習から抜け出せない
生真面目な人に多い落とし穴だと思いますが、たまにプログラミングの学習本を最初から順番にキッチリ進んでいく人がいますが、よほどの根気が無いと、これもなかなか続けるのが難しいです。
基礎学習におけるオンライン学習サイトの使い分けの一例と、手を動かして制作の練習をする方法を後ほどご紹介します。
同じやり方で何回も基礎学習を繰り返すのではなく、ゴールとして目標設定をした制作物に必要なことに絞って最速でゴールインを目指すのが正しいやり方です。
分からないことを解決する手段を準備していない


これがプログラミング学習で挫折する人の1番の理由ではないでしょうか?
日頃から慣れ親しんでおくと役立つエンジニアの皆さんのコミュニティやQ&Aサイト、メンター探しの方法も後ほど紹介します。


では、ここからプログラミング学習に挫折しない方法について書いていきます
プログラミングの独学で挫折しない方法
独学のマイ・ゴールの決める
Webアプリ制作のプログラミング学習に必要な時間は?
Webエンジニア転職に必要なプログラミング学習時間は200時間とも300時間とも言われています。


一日2〜3時間勉強して3ヶ月くらい?
これを長いと見るか短いと見るかは人それぞれですが、この200〜300時間というのも効率よく学習が進んでこその話です。
独学でWebアプリを制作する場合の必要時間は、Webアプリの難易度や学習者の理解度によって異なります。
参考までに、オンライン学習サイト(ドットインストール)の「HTMLとCSS」「JavaScriptとミニアプリ」「PHP・Ruby・Ruby on Rails」それぞれの動画視聴時間は10時間程です。
独学の場合のファーストステップは、1週間〜1ケ月程度で達成できるゴール(又はミニ・ゴール)を設定した学習計画をたてるのが良いかもしれません。
プログラミングの独学でどのようなWebアプリが作れるのか
「Web制作初心者におすすめの書籍5選」の記事でWebアプリ開発向けのプログラミング言語を紹介しました。
ここでいう「Webアプリ」とは会員制サイト、掲示板、ブログのような、ユーザーが入力した内容に応じて表示結果を変えられるWebブラウザー上で利用できるアプリのことです。
例:Twitter・Facebook・YouTube・食べログなど
プログラミング学習の最初は電卓のようなミニアプリから始まり学習が進めばTwitterのようなWebアプリも作れます。
学習するプログラミング言語を決める
マイ・ゴールを独学で実現できるプログラミング言語に絞る
プログラミング言語の選び方には2通りあります。
例えば、YOUTRUSTという数年前に立ち上げられた副業・転職のキャリアSNSサービスをご存知ですか?
このSNSサービスは岩崎由夏さんが起業準備として★Progateというオンライン学習サイトを使ってWebアプリを作ったところから始まりました。
人気のプログラミング言語から選ぶ
2つ目は、需要のあるプログラミング言語を調べて選択するという方法です。
TIOBEが毎月発表している人気のプログラミング言語によれば、「Web制作初心者におすすめの書籍5選」で紹介しているJavaScript・PHP・Rubyがランクインしています。
これら人気の言語やそのフレームワークを選ぶのが2つ目の方法です。
TODOアプリ・Web掲示板・WordPressテーマの自作など、その言語で実現できるプログラミング学習のゴールを決めましょう。


下記の記事もぜひ参考にしてください



プログラミング独学は制作しながら学びを深める勉強法が効率的
プログラミング独学では動画で学べる「プログラミング学習サイト」を活用した勉強法がおすすめです。
書籍を読むより理解が速いことや、演習で理解度チェックできるなどの特長を活かして学習効率をあげられます。
ここでは、オンライン学習サイトのProgate(プロゲート)とドットインストールの使い分けの一例を紹介します。
1.初学者の方や、パソコンの前でまとまった時間が取りにくい人はProgateがおすすめです。
スライドで基礎知識を学習してから、演習を解いていきます。
必要な文字をコピペするだけでタイピングスキルも不要、クイズ感覚です。スマホアプリからも利用できるので隙間時間で基礎学習ができます。
2.パソコンで学習する時間がとれる方はドットインストールでレクチャーを流しながらコーディング練習していくのがおすすめです。
有料会員は動画の速度調整ができるので便利です。
デベロッパーツールの使い方や環境構築などプログラミング言語以外の講座もおすすめです。
3.基礎学習をさっくりと一通り終えたら制作に入ります。
・オリジナルのイメージがなければ、LP(ランディングページ=1枚もののサイト)やWebアプリのまとめサイトで気に入ったWebデザインを用意します。
・フォトショップなどの画像処理ソフトで細部まで同じに再現した模写を作って色・フォント・サイズ感を養うことから始めてもよいでしょう。
・デザインからHTML・CSS・jQueryでコーディングし、Webアプリとして付加したい機能を実装します。
分からないところをオンライン学習サイトや書籍・グーグルで振り返りながら調べて一つずつクリアーして制作を完成させます。
プログラミング独学の難所「わからない」を放置しない
プログラミング独学でどうしても解決できない時に役に立つエンジニアやプログラマー向けコミュニティーやメンターの探し方を紹介します。
普段からWebエンジニアの失敗解決法の投稿に目を通しておく
Twitterやnoteなども活用できます。
エンジニア・プログラマー向けサイトで質問する
IT勉強会に参加してつながりを作る
メンターを探しておく
身近に相談者がいない場合、クラウドソーシングのココナラ・メンタ・ストアカ・タイムチケットなどを利用してメンターを探す方法もあります。
プログラミングを独学で身につけるための「挫折しない勉強法」のまとめ
独学でもWebエンジニアやプログラマーになれますが、転職を目指すならプログラミング・スクールの方が速いでしょう。
しかし、自分が作りたい・販売したいアウトプット=ゴールが決まっているならば、オンライン学習サイトで月額1000円程度から気軽に今すぐプログラミング独学を始められます。


プログラミング独学で挫折しない勉強法のポイントは
2.アウトプット制作のための基礎学習と割り切って無駄を省く
3.制作物が形になるまであきらめないために、メンターや人とのつながりも作っておく


この記事があなたのITエンジニア人生の助けになれば幸いです
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