こんにちは、28歳の時に未経験からITエンジニアを目指したniyuta(@niyuta)です。

この記事は、下記の記事の続き的な内容です
今回は、これからWeb系エンジニアを目指す方がWeb制作について勉強するのに適した書籍を紹介します。
Web制作に関する本は多々ありますが、初心者のうちは良書を探し当てるのが難しいと思います。
訳の分からない本で時間を無駄にしないように参考にしてくださいね。
・HTML・CSSを勉強するのに適した初心者向けの書籍が分かる
・HTML・CSSを学習した後のイメージができるようにWeb制作に必要なスキルが分かる
・オンライン学習前に本で勉強したい「初学者」向けの書籍の選び方が分かる
目次
Web制作の初心者が本で学習するメリット
Web制作の学習方法にはオンライン動画やプログラミングスクールで学ぶ方法もありますが、どれか一つに偏らず、全てをうまく使い分けるのがコツです。


なぜだか、分かりますか?
どれか一つの方法で勉強をしてみて……それが自分に合わなかった時、挫折をしてしまうからです。
本で学習するメリットはいろいろあります。
また、独学からスタートすると自分のやり方を他のWeb制作者と比較したり、プロジェクト・メンバーとして仕事するためのルールを知る機会が少ないため、自分のやり方を客観視したり「制作現場のフロー」が分かる書籍は特におすすめです。


後ほど、そういう書籍をご紹介いたします
HTMLとCSSを一通り学習してから読む「初心者」におすすめの本を以下のポイントで選びました。
2.HTMLとCSSの他の学習内容についても説明がある
3.制作現場で使われているルールなどを知ることができる
Web制作「初心者」おすすめの本5選
著者 |おのれいこ、栗谷幸助、相原典佳、塩谷正樹、中川隼人
発売日 |2020/2/26
電子書籍|2,613円
単行本 |2,750円
#ちゃんプロシリーズ二作目。HTML・CSS・jQuery、ライブラリー・フレームワーク、Git・Sassなど必要なことが簡潔にまとめられています。
著者 |半田惇志
発売日 |2020/2/27
電子書籍|3,428円
単行本 |3,608円
Web制作は作ったら終わりではなく、CSSを記述する際にはメンテナンスも想定し、他人でも読みやすく・再利用・拡張しやすいコードで記述しておくことが大切です。モジュール集が参考になります。
著者 |株式会社モノサス/コーディングファクトリー
発売日 |2017/4/28
電子書籍|2,560円
単行本 |2,695円
ネーミングルールの統一、コーディングのガイドライン、ベーステンプレート、リセットCSSなど詳細まで記述があります。プロジェクトに配属されたときや、Webディレクターの方におすすめの本です。
発売日 |2020/8/28
電子書籍|2,717円
単行本 |2,860円
#ちゃんプロシリーズ三作目。Web制作の開発環境の構築、カンプからのコーディング設計、BEMを使ったCSS設計、Sass(SCSS)の使い方など、制作現場の流れが「網羅的」に書かれています。
著者 |湊川あい
発売 日|2017/4/21
電子書籍|2,208円
単行本 |2,453円
1人でしかWeb制作したことがないので、会社やプロジェクトのメンバーとして仕事する場合のバージョン管理について知っておきたい、明日スグに・・という緊急時に助かる1冊です。
Web制作関連のスキルのまとめ


Web制作に必要なことは、プログラミング・デザイン・マーケティング・SEO・ライティングなど多岐にわたります
ここ章では、Web制作に必要なプログラミング系のスキル全般についてカンタンにまとめました。
「どの言語」を学ぶかも「学ぶ順番」も人それぞれで正解はありませんが、Webアプリケーション開発に必要なスキルの一例を紹介しましょう。
HTML・CSS学習の次の本を選ぶ時だけでなく、Web制作のオンライン学習やプログラミングスクールでどの講座やスクールを選んだらいいかわからない時にも参考にして下さいね。
・JavaScript(ジャバ・スクリプト)……Webサイトに動きをつけるプログラミング言語
・jQuery(ジェイクエリー)……JavaScriptのライブラリー
※JavaScriptで記述すると大変なコードをまとめたパーツ・セット=「ライブラリ」です
・Ruby(ルビー)……Webアプリケーションの開発に使われるプログラミング言語
・Ruby on Rails(ルビー・オン・レイルズ)……Ruby(ルビー)のフレームワーク
※Webアプリケーションを簡単に作るための枠組みをまとめたサービスパックのようなもの=「フレームワーク」です
・AWS Cloud9(エー・ダブリュ・エス クラウド・ナイン)……サーバー・サイドでプログラムを実行する必要があるWebアプリケーションをWebブラウザ上で開発する環境を整えられます。
・Git(ギット)……Web制作途中の状態をバージョン管理することで更新前の状態に戻したり、複数人数でのプロジェクトに参加した際に誤ってファイルを上書きする事故を避けられます。
・WordPress(ワード・プレス)……最もよく使われているCMS
・PHP(ピー・エイチ・ピー)……ワードプレステーマに使われているプログラミング言語
HTML・CSSを初めて学習する「初学者」さん向け|Web制作本の選び方


最後に、念のため……オンライン学習する前に本でHTML・CSSを初めて学ぶ「初学者」さん向けの本の選び方もご紹介します
Amazonで「本」「コンピューター・IT」「Web開発」の本を探すと「ホームページ入門書」のカテゴリーがあります。
初心者だったらこの中から、「評判の高いものを1冊買おうかな」と思いますよね。
しかし、人気の高い入門書のレビューに低い評価が一定割合あることをみると、入門書にもやはりステップがあるようです。
初学者さん向けの「HTML・CSS」学習本を選ぶポイントは以下の3つです。
1:コードのサンプルが付録CD又はサイトからダウンロードできる本
「どこも間違っていないのに、動かない!表示がおかしい!?」といったときに、サンプルコードがあれば一人で迷宮入りするのを避けられます
2:出版年が新しくてHTML5・CSS3以降に対応した本
Webサイトにも流行り廃りがあることと、HTML・CSSにはバージョンがあるため、出版年が新しい本を選びましょう
3:自分のパソコンスキルにあった本
例えば、テキスト・エディタのダウンロード方法は、ダウンロードリンクだけ掲載している本もあれば、手順画面が全て解説されている本もあります。書店で見比べながら選ぶのもおすすめです
著者 |吉岡豊
発売日 |2020/9/9
電子書籍|ー
単行本 |2,200円
自分でホームページを作って公開してみたい「初学者」の方向けに、サーバーへの公開まで解説されています。テキストエディタは秀丸エディタが掲載されており、今後動画サイトで学習していく方には馴染まないかもしれません。
まとめ


いかがでしたか?
Web系エンジニアをリモート採用する場合に経験者を優遇するのは、未経験者だと「複数のメンバーで制作するフローやルール」が身についていないことにも原因があるようです。
学習初期の段階で「Web制作現場のルール」を解説した本に触れておくのは、自分の制作を見直す際にきっと役に立つことでしょう。


この記事があなたのITエンジニア人生の助けになれば幸いです
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