こんにちは、28歳の時に未経験からITエンジニアを目指したniyuta(@niyuta)です。

この記事は、以前書いた「インフラエンジニアの将来性」の続きのような位置づけです
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今回は、今からITエンジニアへ転職を考えてる人向けに、ITエンジニアの将来性について書きます。
ITエンジニアになってスキルを身に付けたら将来、安泰だと思ってますよね?


正直、私はそう思って営業からITエンジニアに転職しました(28歳当時)
世の中、不景気でついつい将来が不安になってしまう、こんなご時世です。
もし、あなたが今の時点でITエンジニア未経験で、「自分は未経験からITエンジニアになれるだろうか?」「ITエンジニアになったからと言って、本当に将来が安定するのだろうか?」と不安もあるかと思います。
……ずばり、言いましょう。
ITエンジニアとして、一生、勉強をすることが苦にならないのなら……そういう人にはITエンジニアは安定している職業と言えます。


理由いきますよ
目次
ITエンジニアは今後も売り手市場


経済産業省の調査によると、我が国において、IT人材は今後大幅に不足すると言われています
出典:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果-経済産業省【P31】
このままのペースでいけば、2030年にはIT人材は60万人も不足すると言われています。
信じられますか?
2015年に発表された「国内の職業が人工知能やロボットなどに代わる確率」では、10~20年後に「(労働人口の)49%の仕事がAIに代わる可能性がある」となっているんですよ。
出典:経済産業省


それなのにITエンジニアは不足すると言われているんです
つまりは企業は優秀な人材が欲しいので中途採用は増える
IT人材は今後不足するわけですよ。
だから、ITエンジニアを目指すなら今です。
でも、あなたが未経験からITエンジニアになりたい場合……未経験でもやっていけるだろうか? と不安になりますよね。
しかし、企業は即戦力になる人材なら欲しいと思っています。
出典:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果-経済産業省【P36】
半数を超える企業が、「これまでも、これからも中途採用を積極的に行っていきたい」と回答しています。
情報処理系の学校を卒業して、新卒でIT系の企業に入らないといけないわけではないんですよ。


それが証拠に
情報系の学校の新卒が有利という訳ではない
情報系専門教育機関の卒業生を採用する企業に調査したところ、情報系の卒業生を採用してもメリットが小さい、教育機関は実践的な教育をより重視して欲しいとの意見が出ているそうです。
出典:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果-経済産業省【P20】
素養のある若者を採用して企業内で教育するのも重要ですが、専門の学校を卒業したからといって、優秀なエンジニアになるかどうかはまた別物というワケです。
企業は即戦力となるITエンジニアを求めているのです。
優秀であれば中途採用でも給料が良い
中途採用だと給料が少ないのでは? と気になりませんか? 大丈夫です。
優秀な中途採用者に対して、同年齢の新卒入社人材との間で給与面に差をつけるかどうかを尋ねた結果。
出典:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果-経済産業省【P42】
約6割の企業が、優秀な中途採用人材に対しては、同年齢の新卒入社社員の最高給与水準を超えて処遇することがあると回答しています。
例えば、あなたが40歳の時に優秀なIT人材になっていたら、その企業に22歳の時から勤めている40歳の人より給料が多いかもしれないんです。


優秀なIT人材になれば、人生の一発逆転もありえるのです
でも問題は未経験からどうやってITエンジニアになるかですよね?
プログラミングスクールでガッツリ勉強して資格を取るのが1番の近道です。


それについてはこちらをご覧ください
知識だけがかる新卒よりも、やる気のあるプログラミングスクールあがりの人の方が即戦力になりそうじゃないですか?
では、採用する企業は人のどのようなところを見てITスキルを判断するのでしょうか?
ITスキルを判断する上で何が重要なのか
あなたが、もし未経験ならプログラミングスクールでの学習や保有資格は必ずあなたを助けます。
約、7割の企業が保有資格を「非常に重視している」か「ある程度重視している」そうです。
出典:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果-経済産業省【P19】
私は28歳まで営業をしていましたが、会社(と自分)の将来性に不安を抱き、ITエンジニアに転職をしました。
それなりのスキルを身に付けるまでは、かなり苦労をしましたが、今はそれなりに暮らしています。
あなたが、もし今の職業に不安を抱いていて……ずっとスキルを磨き続ける覚悟があるなら、ITエンジニアはかなり有望な職種かもしれません。
危機は次の飛躍への起点にもなります。


この記事があなたのITエンジニア人生の助けになれば幸いです
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