こんにちは、28歳の時に未経験からITエンジニアを目指したniyuta(@niyuta)です。
今回は、ITエンジニア未経験でブラック企業に就職して、経験を積んでから華麗に転職をした知り合いの話を書きます。

華麗に転職をした知り合いとは……私が入ってしまったブラック企業で一緒に公共システムの保守をしたチームのメンバーです
私が入ったブラック企業の、公共システム保守について詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
↓
まず、簡単に私以外の3人の保守メンバーの紹介です。
もともとホテルのフロント業務をしていたらしいです
▼Mさん……30歳前後?(IT経験は2年弱ぐらい)
もともと倉庫のピッキングのバイトをしていたらしいです
▼Aさん……28歳くらい(IT経験は2年ぐらい)
もともと営業マンらしいです


よくもまあ、こんなバラエティーに富んだメンバーを集めたものです……
(私も人のことは言えませんが)
私が間違えて入ってしまったブラック企業G社に勤めながら、内緒でバリバリと転職活動を行っていたのはAさんでした。
Aさんは黙々と仕事をするタイプだったので、とある事件が起こるまで私もAさんが転職活動を精力的に行っていることに気づきませんでした。
彼(Aさん)は公共システムの構築の時からプロジェクトに参画していたようです。
(ちなみに私が参画したのは大炎上してからです)
Aさんはブラック企業に勤めながらも大変、恵まれた状況の方でした。
恵まれた状況とは?
それは公共システム構築の時から参画していたことです。
現在だと、AWSなどのクラウドが流行りですが、私がブラック企業に勤めている時はまだVMwareなどの仮想化技術が流行っている時でした。
そして私たちが保守していた公共様は、VMwareを利用した大規模な仮想化システムを構築していたのです。
ブラック企業のG社にそんなシステムを構築できるエンジニアなどいませんので、公共様からシステムを受注した大手メーカーのN社がそれなりのIT企業に発注をかけて作らせていたのです。
Aさんはそのシステム構築の時から携わっていたのです。
大規模な仮想環境を構築できるエンジニアは案外重宝される頃だったので、その経験をもってして、バリバリと転職活動をしていたようです。
元々、営業マンで未経験からITエンジニアを目指したところは、私とAさんは似ていましたが、やり方は真逆でした。
私は未経験の時は派遣でITエンジニアをして、地道に経験を積んでいましたが、Aさんは一気にブラック企業に就職してガッツリと経験を積んでいたのです。
そして2年も経験を積んだところで、しっかりしたIT企業に転職を目論んでいたのです。
しかし、とんでもない理由で自分が転職活動をしている事をAさんはバラさなくてはいけなくなりました。
自社がブラック企業のせいで、Aさんの転職活動がバレた話
Aさんは、そんなことはおもてに出さず、かなり静かに転職活動を行なっていたのですが、自社がブラック企業であるが為に、転職活動がバレてしまいました。


ほんと、びっくりするような理由です
なんと!!
な、な、なんと!!
Aさんが転職の為に面接に行った企業に、Aさんが自社(ブラック企業G社)から派遣されそうになったのです。


いや、いや、いや、それだけならバレないでしょう?
Aさんは黙って、自分の面接に行った企業に派遣されていけばいいだけです。
しかし、しかしですよ。
ブラック企業G社はAさんの経歴を詐称しようとしたのです。


出ましたよ!得意技が!
Aさんの経歴に有る事無い事書いて、Aさんが転職の為に面接に行った企業に提出しようとしたのです。


相手はAさんの本当の履歴書を持ってるんですよ。
さすがのAさんも悩むに悩んで、自社のブラック企業G社に自分の転職活動の事を言いました。
流石に自分が経歴詐称の当事者になってしまうと何かあった時に面倒と思ったようです。
その時は色々とありましたが、ブラック企業でしっかりとITエンジニアとしての経験を積んで、Aさんはしっかりした(ホワイトな)IT企業に転職していきましたとさ。
めでたし、めでたしです。


この記事があなたのITエンジニア人生の助けになれば幸いです
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