こんにちは、28歳の時に未経験からITエンジニアを目指したniyuta(@niyuta)です。

前回は、インフラエンジニアの将来性について書きました
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今回は、これからインフラエンジニアを目指す人や、インフラエンジニアになったばかりの人に向けての記事を書きます。
インフラエンジニアなら、持っていると便利な資格であるCCNAについてです。
インフラとネットワークは切っても切り離せない関係です。
しかし、インフラエンジニアとネットワークエンジニアはイコールでは無いです。
ベン図でいうならかなりの部分が重なってるけど、違う部分もある……という状態です。
出典:ウィキペディア|ベン図
まず聞きます。
あなたはなぜ、インフラエンジニアになりたいのですか?(もしくはなったのですか?)


私は将来の不安を無くしたかったからです
何かスキルを身に付けて不安のない人生を送りたかったのですよ。私はそう思ってITエンジニアになりました。
主にはインフラエンジニアでした。
しかし、長い下積みを経て……最終的にはそれなりのスキルを身に付けたつもりでしたが、不安は解消されませんでした。
それはなぜか?


インフラエンジニアとしての強みが(あまり)無かったからです。
前回の記事でも書きましたが、インフラエンジニアの場合、自分のキャリアパスをよくよく考えないといけません。
私は……未経験から、ITエンジニアを目指して、派遣社員でサーバー構築の仕事につけたら、それだけで成功した気持ちになっていました。
これからはどんどん経験を積んでスキルが身について、どんどん将来への不安は消え去って……素晴らしい人生が待っていると……


そんな訳はありません
もし、あなたがインフラエンジニアを目指している人、もしくはインフラエンジニアになったばかりなら、それはただあなたがスタート地点に立ったというだけです。
自分なりのスキルを身に着けて将来安心して過ごしたいなら自分らしいの武器を持たないといけないのです。
ITエンジニアは自分が商品のようなものです。価値を高めましょう。
あなたが、なりたい職種がインフラエンジニアだった場合。
下記の図を見てください。マーケティングで使う3C分析です。
(ITエンジニアを経て……今なぜか、私はマーケター(っぽいこと)をやっています)
左下の「自分」というのがあなたです。
右下の「顧客」というのがあなたにとっての顧客です。あなたがインフラエンジニアで企業に勤めていれば、勤務先が顧客です。
あなたが、将来もしフリーランスでインフラエンジニアをされるなら委託元の企業が顧客になります。
しかし、顧客が仕事を頼めるエンジニアはあたなだけではありません。


上に「競合」というのがありますよね?
その「競合」というのがあなた以外のインフラエンジニアです。
競合に勝つためにはあなただけの強みが必要なのです。
強みがないと結局は将来も不安が付きまといます。
前回の記事でも書きましたが、インフラエンジニアにとって価値の作り方が下記の三つになります。
2.コンサルタントかセールスエンジニアにキャリアチェンジする
3.何か得意な分野を作って特化型になる
「1.」や「2.」はそれなりの経験年数と自分の力ではどうにもならない外部要因がありますので省きます。
今回は「3.」の特化型について話をします。
目次
インフラエンジニアが身に着けるならネットワークの深い知識が良い


情報ネットワークは、電気・ガス・水道に次ぐ第4のインフラと言われているからです
逆にいうならインフラエンジニアはネットワークに詳しくて当たり前です。インフラなのだから(←訳の分からないことを……)
私もネットワークについては(プログラマーとかと比べると)相当に詳しいです。
これからIoT機器も隆盛を誇るであろう時代が来ます。ネットワークスキルの深い知識があるインフラエンジニアが必要とされる時代です。
私はネットワークに触れる機会があまり無く、最後の最後にデータベース特化型に逃げてしまいましたが、可能であればネットワークを専門的にやるべきでした。
狙うはここです。顧客が必要としていて、競合が(あまり)もってない技術を持つのです。
具体的にネットワーク知識を得るにはどうすれば良いか?
なぜ、私がネットワークエンジニアに進みたいのに……データベース系のインフラエンジニアにならざるを得なかったか?
外部環境として、私がネットワークエンジニアになるのが難しかったからです。ルーターやスイッチを扱える機会があまり無かったからです。
普段、目にするものなら勝手に覚えます。サーバーの構築だって、データベースだって普段から触っていれば自然に覚えます。(そりゃ、自分でいろいろ調べて試行錯誤して覚えたのですが)
しかし、ルーターやスイッチなど、インフラエンジニアをしていたって触る機会などそうそうないです。


いや、ほんとに
長い、エンジニア人生で、ルーターやスイッチに作業として触ったのなんて本当に数えるほどです。
それも、とある企業のルーターのリプレイスの時に……手順書を渡されて、現地に直送されたルーターにConfig(コンフィグ)を流して、動作確認をして、設置しただけです。


もちろん、このConfigファイルを準備したのはネットワークエンジニア専門の人です
とある顧客企業の支店全てのネットワーク機器のリプレイスでしたので、何日もかけて、私のようなエンジニアが駆けずり回りましたが、本部のような所で指示を出して、連絡を受けてた(だけの)ネットワークエンジニアが一番お金をもらっていたことは言うまでもありません。
まあ、それだけの技術を持ち合わせているということなので当たり前ではあるのですが……
フフフ……


クヤシイデス!!(冗談ですよ)
たぶん、ネットワークエンジニアになれるかどうかはちょっとの差なんですよね。
だって、企業は優秀なネットワークエンジニアが欲しいんですもん。
素養があるなら、何人だって専門のネットワークエンジニアを育てたいです。
つまりは最初に手をあげるかどうかです。
どうやって手をあげるか?
それは、自分は元からその知識があるので、実務経験があれば専門のネットワークエンジニアになれると自分から言うのです。
私もかなり独学で勉強はしましたが、そこまでには至りませんでした。
自分にネットワークエンジニアの素養があるのを伝えるには何をすれば良いか?
今、未経験からネットワークエンジニアを目指すなら、専門の資格が良いと思います。


CCNAです
CCNAとは、ネットワークの事実上の標準であるシスコの資格です。
みなさんはルーターやスイッチというものをご存じですか?
パソコンなどを接続してネットワークにつなげるための機器です。
第4のインフラと言われる情報ネットワーク時代には欠かすことの出来ない機器です。
それを全世界で圧倒的なシェアを持っているのがシスコシステムズ社の「Ciscoルータ」や「Catalystスイッチ」なのです。
CCNAとはそのシスコシステムズ社が実施するネットワークエンジニアの技能を認定する検定試験です。


はっきり言って資格ビジネスです
私は資格ビジネスは嫌いなのですが、そうも言っていられないので……AWSや、ウェブ解析士やマーケティングビジネス実務検定と、役に立ちそうな資格をたくさん持っています。
このCCNAという資格の良いところは難易度はそう高くないのに敷居が高いことです。
なぜ、敷居が高いかと言うと、Ciscoのルーターの実機を触っていないと合格が難しいのです。
普通に一般の人がCiscoのルーターなんて持ってますか?
そりゃヤフオクとかで買って準備する人もいるでしょうが、とりあえず、独学で合格は難しいのです。
しかし、この資格をもっていれば、自分にはネットワークエンジニアとしての基本的スキルが備わっているという証明になります。
かなりお得な資格と言えますね。
未経験者はどうやってCCNAを取れば良いのか?
一番、簡単なのはITエンジニアスクールです。
本気のプログラミングスクールなどは、60万や70万などと高いところが多いのですが、インフラエンジニアが目標でこのCCNA取得を目的とするなら金額はそう高くないです。
今ですと、下記のスクールなどがサポートも手厚くて良いかと思います。
無料で(オンライン)相談会に参加も出来ますので話を聞いてみるだけ聞いてみては?
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受講料は15万円(税抜)です。


ウズウズカレッジというのですが、大変良心的なITエンジニアスクールです。詳しく知りたい方は下記をご覧ください
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ウズウズカレッジCCNAコースの流れ
1.申し込みフォームから申し込みをします
2.個別説明会参加への日程調整
オペレーターさんから日程調整の連絡がきます
3.個別説明会(オンライン)
内容をよく聞いてから入学するかどうか決められます
4.CCNAの学習
5.CCNA取得レベルかどうかの判定(これが卒業試験にあたります)
6.求人紹介
※就職サポートを希望する場合
7.面接対策
※就職サポートを希望する場合
ウズウズカレッジCCNAコースの特徴


助かるのは全てリモートで受講可能ということです
Web会議システムの「Zoon」で受講できるので日本中どこに住んでいてもCCNAが取得可能です。
通常受講期間は1か月で取得可能とのこと。
ウズウズカレッジさんの良いところは就業サポートに力を注いでいるところでしょう。
現在、パソコンを利用していない企業など、探す方が難しいです。つまりはネットワークのお世話になっていない企業などないのです。
CCNAはそのネットワークを扱えることを証明する資格であり、希少価値の高いネットワークエンジニアになる為の切符でもあります。
もしあなたがインフラエンジニアを目指しているのであれば、CCNAを取得してネットワークエンジニアになってみるのは?
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この記事があなたのITエンジニア人生の助けになれば幸いです


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