こんにちは、28歳の時に未経験からITエンジニアを目指したniyuta(@niyuta)です。
今はインフラエンジニアになれましたが、営業からインフラエンジニアを目指してすぐの時は大変でした。

この記事にたどり着いたと言うことは、あなたも未経験からITエンジニアを目指しているのでしょうか?
ただ今、勉強中ですか?
ITの勉強が進んで、いざITエンジニアとして就職、転職という段階になると、自分のスキルをどうやって示すかで頭を悩ませることになるでしょう。
取得したIT資格で、あなたのスキルを示すというのも一つの手ですが、面接では“今までの実績”を示すことができた方が良いと思います。
たとえ業務は未経験でも、何か自分で課題を設けて作ってみたとか試してみたという実績を「ポートフォリオ」としてまとめてあると、面接官の心証も良くなること間違いなしです。
また、ポートフォリオを作ることを自分の勉強の目標に盛り込むと、やる気が継続しやすいという人もいます。
作成したポートフォリオを先輩エンジニアや勉強仲間にも見てもらうことで、次の勉強の目標を得られることもありますし、自分で見返すことで自分の学習成果を振り返ることもできます。

今回は、人に見せるポートフォリオに盛り込んでおきたい3つのポイントについてまとめてみました
課題の目的・目標(何をしようとしたか)
ただ「とりあえずプログラムを書いて動かしてみた」ということでも悪くないのですが、できれば何かしら目的や目標を持ってやってみたことを示すと、見る側にとってもスキルを理解しやすくなります。
なぜなら、実際の仕事の現場においては、何か目的があって、それを達成するために必要な作業の内容を判断して、実際にやってみる、という流れが多いからです。
その目的や目標に対してどのように実装したか、ということも見せることができるため、あなたの実力をより丁寧に具体的に見てもらうことができます。
技術要件(何を使ったか)
その課題で用いた技術をきちんと書いておきましょう。
どのような環境で実装・実現したのかを書いておくことで、どの技術についてどの程度まで使いこなせているのかを具体的に示すことができます。
例えば、プログラミングの経験を示すなら、使ったその言語を書くことがすぐ思い付きますが、他にもパソコンのOSや主に使ったソフトウェア、参考にした書籍などが書かれていると、どのように実装・実現したかがより具体的にイメージできます。
工夫した点(どんなことを考えたか)
「教本に載っている例を実際にやってみた」というところから一歩踏み込んで、自分なりの工夫や観点を盛り込んでみましょう。
例えば「ユーザの視点からユーザビリティを高める工夫として~~をしてみました」など、あなたなりの工夫や観点があると、自発性や独学スキルといったエンジニアとしての単なる技術のことだけではない部分も示せるのです。
なお、こうしたことを書き込むときは、工夫したところが埋もれてしまわないように、教本の内容に沿って実施した部分とは分けて、枠で囲むなどしてはっきりと分かるように書いておくと良いです。
以上、今回はポートフォリオを作るときに盛り込んでおきたいポイントを紹介しました。
例えばQiitaのようなITエンジニア向けの技術情報が投稿されるナレッジコミュニティでも、同様に勉強や研究の成果を発信している例がありますので、実績の書き方などはそちらも参考にしてみて下さい。
ポートフォリオの作成を通じたご自身のキャリアやスキルの向上のお役に立てると幸いです。

この記事があなたのITエンジニア人生の助けになれば幸いです
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