こんにちは、28歳の時に未経験からITエンジニアを目指したniyuta(@niyuta)です。

あなたはITエンジニアを目指していますか?
インターネットの普及でSNSやインターネット通販など、便利なサービスを手軽に利用できる時代になりました。
そんな現代社会を支えている、インターネットやコンピュータシステムの開発・運用に欠かせない存在が、ITエンジニアです。
ITエンジニアは、世間がIT化していくこれからの時代で活躍が期待され、注目されている職種でもあります。
そして、これからITエンジニアを目指す人も多くいると思います。

一般にITエンジニアに対して、下記のイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?
しかし、ITエンジニアは最先端技術に携わる職種なので、プログラム以外にもさまざまなスキルが必要です。
では、どのようなスキルが必要なのか、あると良いのか?これからITエンジニアを目指すなら知りたいですよね。
そこで今回は、ITエンジニアとして活躍するために必要、もしくはあると助かるスキルを5つお伝えします。

では、いまさらですがITエンジニアとは?からいきます
目次
ITエンジニアとは
IT(Information Technology/インフォメーション・テクノロジー)とは、データをインターネットやコンピュータ、コンピュータプログラムで取り扱う情報処理や通信技術のことです。
そのITに携わる技術者を総称して、ITエンジニアと呼んでいます。
そして、主に次のような職種がITエンジニアです。
システムエンジニアは、システム・ソフトウェア開発の一連のプロセスに携わり、この開発を管理する職種です。
プログラマーは、システムエンジニアが作成したシステム・ソフトウェアの設計をもとに、プログラミング言語を使用してプログラムを作成する職種です。
ネットワークエンジニアは、コンピュータ同士をつなげるネットワークシステムの設計・構築・運用・保守に携わる、ネットワーク専門の職種です。
サーバーとは、インターネットなどのネットワーク経由で他のコンピュータからの要求に応じて、自前のデータや機能などを提供するコンピュータのこと。そのコンピュータシステムの設計・構築・運用・保守を専門にしている職種が、サーバーエンジニアです。
データベースエンジニアとは、多くのデータをまとめて管理するデータベースシステムの設計・構築・運用・保守が専門の職種です。

もっといろいろな職種について詳しく知りたい方は下記をご覧下さい
ITエンジニアの需要
現在、ITエンジニアの需要は、年々高くなっています。その大きな理由は、私たちの生活の中でインターネット利用が一般化したことです。
これによってインターネット利用者が年々増加し、そして、それをターゲットに、さまざまなアプリやWebサービス、システムが次々と誕生しています。
また、これから本格的に普及するのが、AI(人工知能)やIoTです。
すでにAIは、スマートフォンの顔認証や防犯カメラなどの画像認識、Googleアシスタントなどの音声認識として、身近な存在になっています。
IoTは、家電製品などこれまでインターネットに接続していなかったモノ同士をインターネットでつないで、生活や仕事の利便性を高められます。
このようにITは、私たちの生活を便利で快適なものに変えていくために重要な技術です。
そして、社会のIT化を進めるために、さらに存在感を増していくのがITエンジニアなのです。
しかし、それに反して日本国内では、IT人材が不足している状況です。
経済産業省が2019年に出した「IT人材需要に関する調査」によると、すでに2018年の時点で22万人も不足しており、2030年になると最大で、約79万人も不足すると出ています。
ますますIT化していく日本にとって、これは大きな問題です。
ただし、見方を変えると、これからこそITエンジニアが活躍できる時代に入ります。それは同時に、これからITエンジニアを目指す人には、道が大きく開かれているということです。
では、そんなITエンジニアには、どのようなスキルが必要なのか、あると有利なのか?そのスキルについて紹介しましょう。
出典:IT人材需給に関する調査(概要)平成31年4月_経済産業省情報技術利用促進課
ITエンジニアに必要なスキル
最先端テクノロジーに携わるITエンジニアは、さまざまなスキルを習得しなければなりません。その中でも、代表的なスキルが次の5つです。
ITに関する基礎知識


あなたが何のエンジニアになっても周辺知識は重要です
ITに関する基礎知識はおさえておきましょう。
ソフトウェアの知識
パソコンなどコンピュータのOSやアプリケーションソフト、開発ツールなど、ソフトウェアの知識。
パソコンなどのコンピュータを管理、制御するための基本のソフトウェア
ハードウェアの知識
コンピュータを構成している、メモリやCPU、ハードディスクなどの装置の知識。
ネットワークの知識
パソコンやサーバーなどのコンピュータ同士をつないでいる、ネットワークに関する知識。
データベースの知識
大量のデータをコンピュータシステムで管理するために必要な、方式や設計方法、データ操作の方法などの知識。
情報セキュリティの知識
サイバー攻撃などから、データの流出、改ざんを防いで、維持管理するための知識。


これらITに関する基礎知識は、ITエンジニアに共通して求められる基本のスキルです
プログラミングのスキル
システムやソフトウェアはプログラムで作ります。
そのため、プログラムを作成するプログラミングスキルが、ITエンジニアにはあるていどある程度必要です。


サーバー系のインフラエンジニアでプログラミングにあまり詳しくない人もいますが、最低限、一つの言語の初歩ぐらいはおさえておいた方が良いです
私たちが普段使用しているスマートフォンやパソコンのアプリ、システムはすべてプログラムで動いています。
そのプログラムとは、コンピュータに実行してほしいことを書いた命令書です。
そして、プログラムはプログラミング言語を使用して記述しており、その記述作業をプログラミングといいます。
システム・ソフトウェアは、プログラムがあってはじめて動作します。
そのため、ITエンジニアにとってプログラミングのスキルは必須(に近い)です。
また、システムやソフトウェアの種類別で、開発に適したプログラミング言語があるので、その知識もあればなお良いです。
ロジカルシンキング(論理的思考力)
ロジカルシンキング(論理的思考力)とは、物ごとの全体をとらえ順序立てて考えることです。
顧客の要望から最適な仕様を導き出し、正常に動作するシステム・ソフトウェアを開発するためには、筋道を立てて考えるロジカルシンキングが必要です。そのため、ITエンジニアにロジカルシンキングは欠かせません。
コミュニケーション能力
システム・ソフトウェアの開発を円滑に進めるために、ITエンジニアにはコミュニケーション能力も必要です。
通常のシステム・ソフトウェアは顧客の要望を聞いて、複数人で構成したチームで開発を進めます。顧客が満足するシステム・ソフトウェアを作り上げるためには、顧客とチームのメンバーとの間で密なコミュニケーションが不可欠です。
そのためITエンジニアには、コミュニケーション能力が求められます。
ドキュメント作成能力
ITエンジニアは、さまざまな書類、資料を作るドキュメント作成能力が必要です。
事務的な書類、資料作成のイメージがITエンジニアにない、人は多いでしょう。
しかし、システム・ソフトウェア開発では、要件定義書や基本設計書などの書類作成がついて回ります。
また、会議で必要な資料作りなどをします。
そして、これらの内容を顧客や開発チームのメンバーに、わかりやすく伝えられるドキュメント作成能力がITエンジニアに必要です。
まとめ
さて、今回はITエンジニアに必要なスキルを5つ紹介しました。
◎ITに関する基礎知識
ソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク、データベース、情報セキュリティの知識。
◎プログラミングのスキル
プログラムをプログラミング言語で作成する、プログラミングのスキル。
◎ロジカルシンキング(論理的思考力)
物ごとの全体をとらえ順序立てて考える力。
◎コミュニケーション能力
開発を円滑に進めるために必要な、顧客とチームのメンバーとの間で取る、コミュニケーション能力。
◎ドキュメント作成能力
システム・ソフトウェア開発で必要な、書類や資料をわかりやすく伝えるための能力。
これら5つのスキルは、ITエンジニアに必須です。
しかし、これら5つを一気に習得するのは至難のわざです。
これからITエンジニアを目指すのであれば、まずITエンジニアとして必須になる、ITに関する基礎知識やプログラミングスキルから習得していきましょう。


この記事があなたのITエンジニア人生の助けになれば幸いです
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