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誰も教えてくれなかったWeb系エンジニアの本当の将来性

フロントエンドエンジニア キャリア
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こんにちは、28歳の時に未経験からITエンジニアを目指したniyuta(@niyuta)です。

niyuta
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以前書いた、「未経験からWeb系エンジニアってなれる?どんな職種があるの?」の続きです

今回は、これからWeb系エンジニアを目指す人のために、Web系エンジニアって将来性あるの? ってなことを書きます。

雇用側サイドからみた市場価値のあるWeb系エンジニアになる方法だけでなく、誰も教えてくれなかった働く側からみた「本当」の将来性について解説します。

未経験からWeb系エンジニアを始める方のためにフロントエンド系のプログラマーやエンジニアを中心に解説していきます。

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IT業界の人材需要は高い、しかしフロントエンド系Webエンジニアの将来性には不安要素がある

IT業界は将来性が高く、これからも人材不足が続くと考えられる

「Society(ソサイエティ)5.0」という日本社会の未来予想図には……情報がたくさんありすぎて必要な情報にたどり着けなかった状態をAIで解消していく……というような、IoT、ロボット、人工知能(AI)、ビッグデータといった技術で社会の課題の解決を目指す様子が描かれています。
内閣府Society5.0新しい社会
出典:内閣府

そして、このような技術を扱うIT人材の需給見通しを見ると2019年から人材供給は減少するため、IT業界は増え続ける需要に対して人材不足であると言われています。
経済産業省IT人材の不足規模に関する予想
出典:経済産業省

niyuta
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そのため、IT業界への就職・転職には将来性があると言われていますが……しかし……

Web業界はAIに代替される仕事が増えてくると思われます

2015年に発表された「国内の職業が人工知能やロボットなどに代わる確率」によれば、10~20年後に「(労働人口の)49%の仕事が代わる可能性がある」ということでした。
参考:株式会社野村総合研究所

例えば、ホームページ作成サービスのWixではAIを活用したホームページ作成ツールを提供しています。

業種や職種、好きなデザインなどの質問に答えていくことで、デザイン性の高いWebサイトがすぐにできます。

そのため、AI化が進めば仕様書をコーディングするだけのコーダーは仕事を失うかもしれないという不安があるのです。

コーダーとは、プログラミング言語を使って、Webデザインの設計書通りのWebサイトを制作する人です

Web系エンジニアの各職種については下記をご覧ください。

では、AIを開発できるくらいプログラミング力のあるエンジニアにしか将来性はなく、今からWeb制作にかかわっても無駄なのでしょうか?

niyuta
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いいや、そんなことはありません

将来性をあげるWeb系エンジニアのキャリアアップ方法

必要とされるWeb系エンジニアになる方法

ここからは、スキルアップに興味がもてない人にはちょっとキツイ話になります。

niyuta
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というか、エンジニアを目指される方はスキルアップしたい方ばかりですよね?

そこで、Webのフロントエンド系から入って仕事を続けていくためのステップを身近な例でカンタンに説明します。

niyuta
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フロントエンド、バックエンドが分からない方も下記の記事をご覧ください

1.フロント系の基本的な技術力(Webサイトを作る力)をあげる

日頃から、今見ているWebサイトがどうやって作られているか考えてコピーを作ってみる。デザインの見本になるサイトをブックマークしておく。

2.Webサイトを作る以外の技術力も増やす

Webアプリを作ってみる。

現在の知識で実装できないものが作れて、これから仕事の需要が増えそうなバックエンド・エンジニア系の言語を学ぶ。

3.技術力以外の付加価値をつける。

AIに代替されにくい付加価値を考え、美味しそうな商用写真が撮れる芸術的センスを磨く。

仕事を完成するために必要な人材を集めて仕切れる力をつけていく。

niyuta
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どうでしょう、このくらい「から」なら始められる気持ちになりませんか?

Web系エンジニアのキャリアアップ・モデル

このブログでは、未経験からITエンジニアを目指すならフロントエンド系のプログラマー・エンジニアからはいる方法もありとお伝えしました。

そこで、フロントエンド・エンジニアのキャリアアップについて考えてみましょう。

フロントエンド系エンジニアの「スキルアップ」の流れは……

コーダー
 ↓
マークアップ・エンジニア
 ↓
フロントエンド・エンジニア

です。

niyuta
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ここからのぉ?

キャリアアップ例1:付加価値=マネジメント力つけてキャリアアップする。

プロジェクトリーダー→プロジェクト・マネージャー→最終的にはCTO(最高技術責任者)。

キャリアアップ例2:付加価値=クリエイティブ系のセンスがある方には、このような流れも考えられます。

UI/UX(ユーザーインターフェース/ユーザーエクスピリエンス)も考えてプログラミングできるWebデザイナー→アート・ディレクター→Webプロデューサー。

キャリアアップ例3:付加価値=関連知識の豊富さ。

UI/UX、バックエンド、アプリ開発、インフラの知識をつけて、高度なエンジニア(フルスタック・エンジニア)という将来も考えられます。

プログラミングだけでなく、開発や企画もできる強味があれば、小さな案件なら一人でできるので求人も多いと言われています。

キャリアアップの流れは一つではないため、色々な職種について調べて自分なりの道筋について考えてみます。

就職したい企業にキャリアパスがなければ、転職した後に、さらにもう一度転職するつもりで選ぶことも考えに入れておきましょう。

転職でのキャリアアップは技術職でもマネジメント力が必要

IT系エンジニアというと技術にばかり目がいきがちですが……

しかし、キャリアアップ例1のように上位職になるほど必要とされるのが、プロジェクトの進行を管理したりメンバーをまとめて目的達成するためのマネジメント力です。

IT業界で高い給与を得る人が何を評価されているかについての調査によれば、20代・30代は「実務的技術力とそれにともなう実績」、40代・50代は「マネジメント能力とそれにともなう実績」が最も高い割合になっています。
出典:経済産業省

マネジメント力を武器にできる場合はその強味をいかした職種を狙う方が近道になりそうですが、「いやいや、そういう会社内でのステップアップが自分には不向きだから、エンジニア目指したいんだ……」という方もいらっしゃいますよね?

niyuta
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とりあえず、私はそうです

ご安心下さい。本ブログでお伝えしたいのは、私たち働く側からみたWeb系エンジニアの魅力です。

働き方からみたWeb系エンジニアの将来性

Web系エンジニアで働き方を選びながらキャリアアップする

フロントエンド系エンジニアがおすすめなのは様々な働き方が選べるからです。

転職・派遣・副業・フリーランスも考え合わせて、キャリアアップの道筋を組み立てることができます。

サーバーサイドの大掛かりな仕事に比べれば、Webアプリの開発を含めたとしてもWeb制作は個人でも参入しやすい業界といえます。

これからの働き方はどう変わるのか

兼業や副業は労働時間のチェックが難しいことから雇う側の企業が渋っていました。

しかし日本の人手不足を解消する手段の一つとして、もう「兼業や副業を認める方向へ」方向転換が始まっています。

IT業界の中でもWeb業界は兼業・副業を認める率が高く、社員への「兼業・副業への関心度」調査では、「すでに兼業・副業している」「今はしていないが、ぜひ兼業・副業したいと思っている」と回答した割合が43.2%にものぼります。
出典:経済産業省

また、IT業界以外の一般企業でエンジニアの方が一緒に働く光景も珍しくありませんが、業務委託契約を結び企業内で働くフリーランス・エンジニアという働き方もあります。

niyuta
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IT業界は社員だけでなく働き方が選べる業界なのです

Web系エンジニアの将来性のまとめ

このようにWeb系エンジニアは、あなたが目指す「働き方」を重視したキャリアアップ計画ができる仕事です。

10年後の自分をイメージした時に、自宅で子供を遊ばせながらパソコンをカタカタさせてるフリーランスも悪くないな とか……私たち働く者にとっての仕事の将来性の有無というのは、業界や会社の分析をすることではなくて、10年後・20年後のライフスタイルにあわせた自分の姿がイメージできる、ということではないでしょうか。

もちろん「必要とされるWeb系エンジニアになる方法」でお伝えしたような技術力の研鑽や付加価値をつける以外にも、やるべきことは色々あります。でも、ほしい未来のためだったらどうやってステップアップしたらいいかを考えるだけです。

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この記事が、少しでもあなたの選択肢を広げることにつながると嬉しいです。

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