こんにちは、28歳の時に未経験からITエンジニアを目指したniyuta(@niyuta)です。
今回はインフラエンジニアの将来性について書きます。
ITエンジニアの方(全般)の永遠の悩みではないでしょうか?

将来性……
ITエンジニアがなぜ、将来不安になるか?
技術が日進月歩で進歩していくからです。
正直、技術力だけをとってみれば、35歳も過ぎたあたりでついていけなくなりそうです。
そして、昔の技術は廃(すた)れていって時代遅れとなります。
私なんか、サーバーの筐体に直接ServerOSをインストールして、サーバーラックにガチャコンとラッキングして、ケーブルを結線していましたが、たぶん、今の若いインフラエンジニアはサーバーラックにラッキングなんかしない?

という訳でインフラエンジニアはインフラエンジニアのままではいられない訳ですよ
新しい技術を身に付けるか、途中から方向転換するか、グッと上にあがらなければいけません。
自分の会社的に筋書き通りにキャリアチェンジさせてもらえるかどうかもありますが、とりあえず、どんな方向性があるかを書きたいと思います。
最初はインフラエンジニアの将来性から!
目次
インフラエンジニアの将来性
上では少し不安なことも書きましたが、そうは言うても、インフラエンジニアそのものは将来性があります。
なぜか?

様変わりはしても、インフラはなくならないからです
まず、インフラエンジニアのインフラとは何か? から説明をしたいと思います。
インフラエンジニアのインフラとはインフラストラクチャー(infrastructure)の略で日本語では、基盤のことを指します。
情報ネットワークの基盤。それが情報インフラであり。
その基盤を作るのがインフラエンジニアです。
「電気」「ガス」「水道」といったものもインフラと呼ばれており(生活の基盤だから)、インフラエンジニアが構築する、情報ネットワークは、電気・ガス・水道に次ぐ第4のインフラと呼ばれています。

電気、ガス、水道が無くならないように情報インフラも無くなりません。様変わりはしても
なぜ、先ほどから「様変わりはしても」と連呼するのか?
インフラと言っても、どんどん必要な能力が変わってきているからです。
昔はなかったのに、今はあるものがあります。
例えば、IoTとかクラウドです。
語弊はありますが、今までは物理的なインフラに目を向けていれば良かったインフラエンジニアもこれからはIoTやクラウドの技術も取り入れなければいけません。




インフラエンジニアのインフラについてはイメージが湧きましたでしょうか?
ですので、どんどん新しいことを取り入れていけば、インフラエンジニアそのものには将来性があります。
しかし、それだけに甘んじていてもいけないということです。
インフラエンジニアだけではなく、ITエンジニアとしての強みを持っていかないと、仮にあなたがインフラエンジニアになったとしても、あなた自身の将来性は危うくなるかもしれません。
他者には無い強みを身につけていきましょう。
狙うはここです。
↓
△顧客(雇い主やクライアント)が欲しがっていて、競合(インフラエンジニアのライバル)が持っていないスキルを身につけるのです。


では、具体的にいきますよ
プロジェクトマネージャーになる
一流のプロジェクトマネージャーになるのは相当に難しいですが、一番固いキャリアチェンジです。
どんな会社であろうとプロジェクトマネージャーはかなり重宝されます。
システムを構築する時、サービスをリリースする時、サイトをリプレイスする時、どんな時でも大がかりなことをやろうとすると絶対プロジェクトマネージャーは必要です。
これがどういうことだか分かりますか?大きなお金が動くプロジェクトほど優秀なプロジェクトマネージャーが必要ということです。
どこの会社でも、優秀なプロジェクトマネージャーは喉から手が出るほど欲しいです。
プロジェクトマネージャーになる利点


若い人に取って代わられる可能性が皆無です
大きなプロジェクトをまとめようと思うとそれ相当の経験が必要です。
才能だけではできません。(才能も必要かもしれませんが)
最初はプロジェクトマネージャーのサブなどをしてじっくり経験を積み、小さなプロジェクトのプロマネを経て経験を積んでいくんです。
プロジェクトマネージャーは経験がモノを言います。
若い人に技術で叶わなくなってもプロジェクトマネージャーの能力があれば全然平気です。
プロジェクトマネージャーに必要な能力
スケジュール管理能力です。
あと、リスク管理の能力も。
他にもいろいろあるでしょうが、上記の2つは必須でしょう。
プロジェクト進行の上でのリスクを洗い出す時に今までの経験がものを言います。


この潜んでいるリスクを洗い出すのが難しいんですよね
プロジェクトマネージャーはプログラマーの上位職種のようなイメージも強いですが、インフラエンジニアからの方がなりやすいような気もします。
コンサル系、セールスエンジニア系
ある意味、これが一番自然な流れではないでしょうか?
コンサル系と、セールスエンジニア系については下記の記事でも説明していますが……
力強く抵抗をしなければ、インフラエンジニアの行き先はコンサル系かセールスエンジニア系だと思います。


やはり、ここでも経験をいかす訳です
最新技術の習得スピードでは勝てない相手がいる訳ですよ。(若いエンジニアのこと)
でも、コンサル系やセールスエンジニアなら今まで培ってきた経験がいかせます。
コンサル系
コンサル系のITエンジニアとはITを活用して企業の課題を解決する人のことです。
プログラマーよりはインフラエンジニアの方がシステム全体を見通せるので適していると思います。
セールスエンジニア系
セールスエンジニアとは営業スキルを持ったエンジニア(技術職)のことです。
元々、技術はあるのです。今までインフラエンジニアをやってきたのだから。
後は営業スキルを伸ばすだけです。
営業が嫌でITエンジニアになった人には少し嫌かもしれませんが、いちよ、技術のある営業なので専門職のようなものです。モノを売るだけの営業マンよりはお客様の対応も良いかもしれません。


ちなみに私は営業が嫌でインフラエンジニアになったクチです
特化型のインフラエンジニアになる
いつでもエンジニアとしての最前線で仕事をしたい人は特化型です。
どれか一分野をとことん極めるのです。


これぞ、真のインフラエンジニアエンジニアです
データベースだけ!!
ネットワークのことは俺に聞け!!
AWSなら俺に任せろ!!
というようにどれか一分野に特化したインフラエンジニアになりましょう。
かなり厳しいですが、誰にも負けない分野があれば、エンジニアとして頭打ちということはないでしょう。
ちなみに私は最初特化型を目指しました。
一時期はデータベースと仮想サーバーだけを集中的にやっていたのです。
Oracleについて社内でもかなり詳しい方でした。
最後までエンジニアとして存在していたかったので、AWSもかなり勉強をしました。
しかし、あっさり途中で方向転換しました。


ITエンジニアで食べていきたかったら、年相応のことをしなくてはいけません(敗北宣言)
途中、Webマーケターに鞍替えをして、現在はITに詳しいマーケターという立場をとっております。
ある意味、コンサル系?
今後、どんどんWebが伸びると思ったからです。
インフラエンジニアの最前線からは退きましたが……
しかし、私の中でインフラエンジニアとしての知識がいきております。
今の私は、マーケターとしては知識・経験が乏しいですが……
しかし、現在のマーケターはたくさんのツールを使いこなし、膨大なデータを分析したりします。
ITに詳しいに越したことはありません。
もし、あなたがインフラエンジニアで今後のキャリアに迷いがあっても頑張ってください。道は開けます。
今後、ITの知識はどんな職種でも必須になっていきます。
絶対、あなたのインフラエンジニアとしての経験がいかされる時がやってきます。


この記事があなたのITエンジニア人生の助けになれば幸いです
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